2013年10月14日月曜日

大分県(1):別府地獄めぐり

大分県別府の地獄めぐりに行ってきました。
ここ鉄輪・亀川の地獄地帯は、千年以上前も昔より噴気・熱泥・熱湯などが噴出していたことが「豊後風土記」に記せられ、近寄ることもできない忌み嫌われた土地であったといわれています。そのことから、「地獄」と称せられるようになりました。今も鉄輪では、温泉噴出口を地獄と呼んでいます。


海地獄:神秘的で涼しげなコバルトブルーの池で、海のように見えます。


鬼石坊主地獄:灰色の熱泥が大小の球状をなして沸騰する様が坊主頭に似ており、鬼石という地名に由来しています。



山地獄:山のいたるところから噴気が上がっているため


かまど地獄:昔、氏神竈門八幡宮の大祭に地獄の噴気で御供え飯を炊いた習わしがあったことから名づけられた


鬼山地獄:鬼山という地名に由来する。温泉熱を利用したワニの飼育がおこなわれている


白池地獄:噴出時は無色透明ですが、池に落ち温度と圧力の低下とともに青白色を呈します


血の池地獄:煮えたぎる粘土は、噴気までも赤色。「赤湯泉」と記載された日本最古の天然地獄です。


龍巻地獄:別府市指定天然記念物の「間欠泉」。一定の間隔で熱湯と噴気を噴出します。30~40分間隔で吹き上げています。この日は10分ほど待って出合いました。