犬山城は木曽川の南岸の犬山にあります。江戸時代までに作られた現存12天守の一つです。また天守が国宝に指定されている5城の一つです。別名白帝城といいます。前身となる岩倉織田氏の砦を信長の叔父織田信康が改修して築いた城であり、豊臣政権下に石川定清が改修して現在のような形となる。江戸時代には付け家老の成瀬氏が居城している。
国宝「犬山城」から南に伸びる城下町です。犬山は戦火にあっておらず、そのため城も城下町も、総構えと呼ばれる城郭構造の町割りがそのまま残り、風情があり、規模も手ごろなので、のんびりそぞろ歩きするにはぴったりです。通り沿いには古い町屋が多くみられます。そんな町屋を利用したカフェ、おしゃれな小物や伝統工芸品のお店もあるのでお茶を飲むのも買い物をするのも楽しくなります。特に犬山城下町は、散策しながらおいしいものを食べてほしいと、串物グルメが有名です。城下町名物の、手作り五平餅、お団子などを片手にタイムスリップ気分を味わいましょう。春には豪華できらびやかな13輌の車山(やま)が、城下町を練り歩く針綱神社(はりつなじんじゃ)の祭礼「犬山祭」があります。