2013年4月23日火曜日

川と橋(1):潮見橋(和田川・木之下川)




旧潮見橋は鹿児島市と揖宿方面とを結ぶ交通の要衝に位置しており、明治23年(1890)、3連アーチの石造橋として竣工しました。この橋は国道225号の開通まで、交通の大動脈の一翼を担うとともに、周囲の景観と調和した美しい姿が人々に親しまれてきました。


その後、和田川、木之下川流域の宅地化が進む中で、下流部の住宅密集地に対する大雨・台風時の親水被害に対処するために木之下川の川幅拡幅・河床掘り下げなどの改修事業がすすめられました。
旧潮見橋も架け替えが決まり平成18年に解体されました。



解体した石材は、旧潮見橋の歴史を後世に伝える記念碑や新しい橋の護床敷石として生まれ変わることになりました。

現在の潮見橋の50m上流に旧潮見橋を偲ぶ記念碑が建っています。

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