2013年4月29日月曜日

神社仏閣(6):上町五社 南方神社

島津氏が本拠を鹿児島に移したのは南北朝時代の事です。島津家第5代貞久は、東福寺城を攻め、鹿児島郡司矢上一族を追い、鹿児島に入りました。島津氏の城下町はこの城を中心に南へ南へと広がっていきました。


このとき、出水山門院から移され、この地に建立されたのが南方神社です。南方神社は諏訪神社ともいい、建御名方命(たてみなかたのみこと)と事代主命(ことしろぬしのみこと)を祀り、上町五社の第一社として歴代藩主の信仰が厚く崇敬されてきました。


諏訪市(8月28日)と呼ばれた市は、西田市と並んで最近まで盛んでした。
正月、5月、9月は五社詣と称して多くの人々がお参りしてにぎわいました。

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