2013年4月29日月曜日

歴史散歩(20):西郷屋敷跡


武屋敷は、西郷隆盛が朝鮮への使節派遣の考えに反対されて明治6年(1873)鹿児島に帰ってから、明治10年(1877)西南戦争が起こる前までの4年間を暮したところです。屋敷は約3600平方メートルで、建物は縁の高い御殿造りで部屋数も多く、庭にあった大きな松が訪れる人の目標となっていました。




屋敷は西南戦争で焼け、明治13年(1880)、弟の従道が再建しましたが、現在は西郷公園となっています。場所は鹿児島中央駅より徒歩5分のところです。


当時を偲ばせる井戸です。
ここでの西郷の暮らしは、まさに晴耕雨読の生活で、吉野や西別府で農耕に励む一方、県内各地で狩猟や湯治を楽しむなど、”武村の吉”として悠々自適の生活を送っていました。



0 件のコメント:

コメントを投稿