2013年4月14日日曜日

歴史散歩(3):伊敷町の田の神2体

伊敷町の散策で2体の田の神さんに出合いました。


新村の田の神

甲突川上流の梅が淵橋の袂に立っています。この田の神は、自然石に浮彫してあり、座った像です。石の高さ140cm、像だけの高さ64cmで小さな顔に大きなコシキを被っています。一部分は崩れていますが、右手にちいさなめしげ(杓子)、左手にお椀を持っています。
像の背面には、安永7年(1778)3月吉日ニ才中と刻まれています。


肥田の田の神

伊敷町肥田地区にあります。1枚の岩に彫られた農民の姿の座った像です。石の高さ150cm、像の高さ50cmで、大きなコシキを被り、右手にめしげ(杓子)、左手にお椀を持っています。
前面に「寛永十二(1800)」の文字が刻まれています。

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