稲荷神社は鹿児島市稲荷町にある鹿児島五社第三位の神社です。薩摩藩藩主島津氏に尊崇されたために島津稲荷とも称されています。
島津氏の家祖である忠久は嵐の夜に摂津の住吉大社で稲荷神の神験により狐火に護られながら生まれたとされ、生涯住吉大社と稲荷神を崇敬したことから、薩摩に下った承元3年(1209)に湯田村(現日置市)に稲荷神社を勧請したのが創祀です。代々島津家によって崇敬され、後に島津忠国によって現在社に遷座したといいます。
福笑龍神です。
滝の神のこの地は、古くより龍神信仰の厚き地とされています。稲荷神社に文化10年(1813)に創られた龍神像をいつしか御神体とする信仰が生まれ、2012年辰年を機に新たに社を創り奉賽しました。
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